辞書の準備

  • EBPocket for androidには、サンプル辞書として、簡易和英辞書EDICT2が添付されています。

辞書を転送する場所について(辞書検索パス)

  • EBPocketは辞書検索パスからEPWING辞書を検索します。 辞書検索パスは、設定→辞書検索パスで確認することができます。辞書パスの初期設定は、Android 9までとAndroid 10 以降で異なります。
  • (Android9まで)辞書検索パスの初期設定は、外部ストレージのルート(通常 /storage/emulated/0/ )の"EBPocket"です。 初めて起動するとき、外部ストレージのルートに"EBPocket"または"EPWING"という名前のフォルダが存在すれば、辞書検索パスとして認識します。 初めて起動するとき、辞書検索パスのフォルダ名が存在しない場合、外部ストレージのルートに"EBPocket"という名前の空のフォルダが作成されます。
    辞書検索パスを変更したい場合は、 設定→[辞書検索パス]でパス名を指定し、設定→[辞書の再検索]を実行してください。
  • (Android10) 辞書検索パスの初期設定は、アプリケーション固有のストレージの"EPWING"です。 通常、 /storage/emulated/0/Android/data/ info.ebstudio.ebpocket/files/EPWING になります。
    辞書検索パスを変更したい場合は、 設定→[辞書検索パス]でパス名を指定し、設定→[辞書の再検索]を実行してください。
  • (Android11以降) 辞書検索パスは、アプリケーション固有のストレージの"EPWING"です。 通常、 /storage/emulated/0/Android/data/ info.ebstudio.ebpocket/files/EPWING になります。
    Android11以降、辞書検索パスは変更できません。

辞書の転送

  • Androidt端末をPCに接続し、辞書検索パスにEPWING辞書を転送してください。 EBPocketを再起動後、辞書が認識されます。
  • 辞書を追加でコピーした場合は、設定→[辞書の再検索]を実行してください。 辞書検索パスにあるEPWING辞書を自動認識します。
  • 複数のEPWING辞書を利用する場合は、辞書検索パスのディレクトリの下に、 辞書毎にサブフォルダを作って、辞書を転送してください。

  • このとき、 オリジナルの辞書のCATALOG(S)とHONMON等のファイルの相対的な位置関係は、保ったままコピーしてください。 (以下の「EPWING/電子ブックのファイル構成」を参考にしてください)
  • ロゴヴィスタ電子辞典の場合は、C:\Program Files\LogoVista\LVEDBRSR\の下に辞書毎にディレクトリがあるので、この辞書ディレクトリを転送します。
  • PDICの場合は、*.dicの拡張子のファイルを転送してください。
  • 辞書のフォルダ名には、漢字は使用しないでください。漢字を使用した場合、通常の検索には支障はありませんが、動画などのマルチメディアデータの再生ができません。
  • 広辞苑の動画(MOVIE/*)は、そのままでは再生できません。PC上の動画変換ソフト(推奨:Craving Explorer)で、mp4に変換する必要があります。 拡張子(.mp4)はつけたままで転送してください。

辞書管理メニュー

  • Android10以降の機種では、辞書管理メニューから、アプリケーション固有のストレージ内の辞書の追加・削除ができます。
  • 外部SDから辞書を追加する手順は次の通りです。
    1. スライドメニューから辞書管理を選択
    2. フォルダ追加ボタン を押す
    3. 辞書の含まれる最上位の階層を選択する
    4. ファイルへのアクセスを許可する
    5. 辞書が追加される

《参考》EPWING/電子ブックのファイル構成

●EPWINGのファイル構成(太字は必須)

CATALOGS
  書籍ディレクトリ名
    DATA
      HONMON(2) (書籍ファイル)
      HONMONG (画像ファイル)
※ないこともあります
      HONMONS (音声ファイル)
※ないこともあります
    GAIJI GA* (外字ファイル)
    MOVIE * (動画ファイル)※ないこともあります

●電子ブックのファイル構成(太字は必須)

CATALOG
LANGUAGE
  書籍ディレクトリ名
START (書籍ファイル)
    SOUND (音声ファイル)