・変換のヒント

●変換に必要なメモリについて

英辞郎の変換には大量のメモリを消費します。変換に当たって、次の注意点を確認してください。

  1. メモリ実装量は、256MB上を推奨します。統合辞書版では、512MB以上が必要です。
  2. 充分なディスク空き容量を準備してください。ハードディスクの空き容量が1.5GB以上必要です。
  3. 同時に実行しているアプリケーションを全て終了し、常駐ソフトをできるだけ外してください。

これでも失敗する場合は、実メモリが不足しています。 最後の手段として、次の方法を試してください。

  1. 「作業領域」の「文字列バッファサイズ」と「表記インデックスの総数」を増やして下さい。
  2. 条件検索や複合検索の指定を外し、前方一致と後方一致だけで作成してみてください。
  3. 英辞郎、和英辞郎、略語郎、音辞郎を一度に変換せず、個別に変換してください。
  4. これを機会に、メモリを増設しましょう!

●変換オプションについて

  1. 本文オプション → 「書籍構成要素の検索見出しを省略し、辞書を軽量化する」を選択すると、ファイル容量を削減できます。(初期値)
    万一EPWINGビューアによって表示に不具合がでる場合は、このオプションを外してください。
  2. 英辞郎オプション で、品詞の略称変換、発音記号変換、用例の改行、かな検索インデックスの作成が個別に選択できます。
  3. インデックスオプション →「本文中の漢字・カタカナを条件検索に自動登録」を 選択すると、英辞郎の本文中の漢字で条件検索を実行できます。ただし変換には十分なメモリが必要です。
  4. PDAで使用する場合など、辞書のサイズを小さくしたい場合、主画面(EBStudioを起動する )で作成するインデックスを個別に選択してください。最低限必要なのは、「前方一致表記検索」です。

●活用のヒント

  1. 例辞郎のファイルリンクはEBStudioでは変換されません。 拙作のEBWin/EBPocket2.02では、ファイルリンクのパスを指定することで本文中のファイルリンクから例文を表示できます。
  2. ebzip形式に圧縮すると、辞書のサイズを大幅に圧縮できます(圧縮レベル3でオリジナルの25%〜30%)。
    ただしebzip形式に対応したEPWINGビューアが必要です(eblibを使用したアプリケーション(zten等)、Buckingham EB Player、Word Seeker、EBWin/EBPocket等)。