インストール・アンインストール

●インストール

EBWin

• EBWinには、Unicode版とMBCS版があります。Windows9x/MEはMBCS版を、NT/2000/Xp/VistaはUnicode版をご使用ください。
• 配布されたパッケージを実行するとインストールが始まります。
• インストール時に言語をEnglish/日本語(Japanese)から選択します。
  Englishを選択した場合、自動的に英語リソースDLL(EBRes.dll)がインストールされます。(Japaneseの場合も、英語リソースDLLの転送を選択可能です)

インストールされる場所	ファイル
(共通) C:\Program Files\EBWin	EBWin.exe EBWin本体 EBRes.dll 英語リソースDLL zlib.dll 圧縮・伸張用DLL EBPocket.chm HTML Help color.dat 広辞苑色見本データ README.txt EBShrink.exe ebzip圧縮・伸張ツール *.manifest manifestファイル
(Windows Xp/Winows2000) C:\Documents and Settings \<username > \Application Data \EBWin (Windows Vista) C:\Users\<username > \AppData\Roaming \EBWin (Windows98) C:\Program Files\EBWin	profile.ini 辞書個別定義(プロファイル ) alternate.ini Unicode検索置換ファイル engines.ini 検索エンジン定義ファイル keycode.ini キー定義ファイル phonetic.ini PDIC発音記号マップファイル GAIJI\*.MAP 外字定義ファイル *.WB 単語帳 *.GRP グループファイル MEMO\* メモ

EBPocket

• EBPocketのパッケージはZIP形式で圧縮されているので、Windows上で解凍します。
  解凍ソフトによっては「徹底解凍を行いますか」と聞かれる場合がありますが、No/いいえ を答えてください。
• インストールにはデスクトップコンピュータからActiveSync経由でインストールする方法と、実機にCABファイルを転送してインストールする方法があります。どちらを選択してもかまいません。

提供されるファイル

cabs/	CABファイル
EngDll/	英語リソースDLL
GAIJI/	外字定義ファイル
skin/	PocketPC用スキン・ビットマップ
scripts/	外字マップ変換用スクリプト(EBStudio、ことのこ用)
README.txt

実機上のディレクトリ構成(太字は必須)

/Program Files/EBPocket/	EBPocket.exe
	zlibce.dll ※Windows Mobile 5.0の場合はありません
	color.dat - 色見本データ
	profile.ini - 辞書個別定義
	keycode.ini - キー定義ファイル
	[EBRes.dll] - 英語リソースDLL(option) ※Windows Mobile 5.0の場合は、EBPocket.exe.*.mui
	GAIJI / *.map - 外字定義ファイル(option)

デスクトップコンピュータからインストールする場合

• デスクトップコンピュータにActiveSyncがインストールされている場合、デスクトップコンピュータからActiveSync経由でインストールを実行することができます。
• cabs/ディレクトリにある Setup.bat を実行してください。
• この方法でインストールするメリットは：
  • ターゲットデバイスに最適なCABが自動的に選択されます。
  • インストール先に外部メモリカードを選択できます。

CABファイルを転送してインストールする場合

• cabs/ ディレクトリに、 プラットフォーム・CPUの種類別にCABファイルが提供されています。 ご使用の機種にあったCABをActiveSyncまたはメモリカード経由で実機の任意のディレクトリにコピーしてください。
  

  ファイル名の規則 : EBPocket.<Platform>_<CPU> .CAB

  Platform	OS	CPU	CAB file
  Palm-size PC	CE2.11	MIPS	EBPocket.PsPC_MIPS.CAB
  		SH3	EBPocket.PsPC_SH3.CAB
  PocketPC PocketPC2002	CE3.0	ARM	EBPocket.PPC_ARM.CAB
  		MIPS	EBPocket.PPC_MIPS.CAB
  		SH3	EBPocket.PPC_SH3.CAB
  PocketPC2003 PocketPC2003SE	CE.Net4.2	ARM	EBPocket.PPC2003_ARM.CAB
  WM5 for Pocket PC / Pocket PC Phone Edition	CE 5.0	ARM	EBPocket.WM5PPC_ARM.CAB
  WM5 for Smartphone 日本語版は発売されていません	CE 5.0	ARM	EBPocket.WM5SP_ARM.CAB
  WM6 Classic / Professional	CE 5.2	ARM	EBPocket.WM5PPC_ARM.CAB
  WM6 Standard	CE 5.2	ARM	EBPocket.WM5SP_ARM.CAB
  H/PC Pro	CE2.11	ARM	EBPocket.HPCPro_ARM.CAB
  		MIPS	EBPocket.HPCPro_MIPS.CAB
  		SH3	EBPocket.HPCPro_SH3.CAB
  H/PC2000	CE3.0	ARM	EBPocket.HPC2000_ARM.CAB
  		MIPS	EBPocket.HPC2000_MIPS.CAB
  SigmarionIII	CE.Net4.1	ARM	EBPocket.sig3_ARM.CAB
  CE.NET4.x	CE.Net4.x	ARM	EBPocket.CENET_ARM.CAB

  • WindowsCEでは、プラットフォーム(ハンドヘルドかPocketPCか)×ベースOSのバージョン×CPUの違い(ARM,MIPS,SH)によって、それぞれ実行ファイルが異なります。 ご使用の機種のプラットフォーム・CPUは、製品マニュアル等でご確認ください。
    
  • Willcom W-ZERO3 は一般的にスマートフォンとして販売されていますが、 Windows Mobile for Smartphoneではありませんので、Pocket PC用のCAB( EBPocket.WM5PPC_ARM.CAB )をご使用ください。

• 実機上のファイルエクスプローラでCABファイルをクリックすると、インストールが始まります。標準のインストール場所は \Program Files\EBPocket\ です。
  ※インストールが正常に終了すると、実機上のCABファイルは削除されます。 （Windows Mobile 5.0以降では、CABファイルは削除されません）

オプションファイルの転送

• 以下のファイルはオプションですので、必要に応じて転送してください。
  • 英語リソースDLL (EngDll/)
    EBPocket.exeと同じディレクトリにEBRes.Dllを導入すると、メニューやダイアログが英語化されます。
    ※Windows Mobile 5.0の場合は、EBPocket.exe.*.mui をEBPocket.exeと同じディレクトリに転送してください。
    あるいは、EBPocket.PPC2003En_ARM.CAB を使用してください。
  • 外字定義ファイル (GAIJI/)
    Gaiji/*.map をインストールすると、外字の一部をアウトラインフォントで表示できます。 EBPocket.exeと同じディレクトリにGAIJIというディレクトリを作成し、その下に*.mapを格納します。(「実機上のディレクトリ構成」を参照)
    ※ WindowsCE3.0以前の「MS ゴシック」はラテン1補助(00A0-00FF)、ラテン拡張A(0100-017F)を持たないため、サンプルをそのまま使用すると文字化けします。CE3.0以前で外字定義を使用する場合は、 英字系フォント（Arial,Tahoma,Courier New,Times New Roman）を使用してください。 ※英字系フォントでも日本語を表示できます。
• EBPocketはMFCアプリケーションですので、実行時にMFCライブラリ（CE2.11の場合はmfcce211.dll、CE3.0の場合はmfcce300.dll）が必要です。通常はシステムに含まれていますが、機種によっては別途入手する必要があります。
  EBPocket用のmfcce211.dllは、EBPocketのホームページからダウンロードできます。H/PC Pro用とParm-sz PC用がありますので、ご注意ください。
  Windows Mobile 5用のEBPocketは、MFCライブラリをスタティックリンクしているので、外部のDLLは必要ありません。

●アンインストール

EBWin

• 「アプリケーションの追加と削除」からEBWinを選択し、削除してください。
• レジストリまで完全に削除する場合は、HKCU\Software\EBTools\EBWin を削除してください。

EBPocket

• 「プログラムの削除」からEBPocketを選択し、削除してください。
• レジストリまで完全に削除する場合は、HKCU\Software\EBTools\EBPocket を削除してください。