外字コード<TAB>Unicode[,Unicode]<TAB>置換文字列
外字コード | 定義する外字コードを 記号+XXXXの形式で指定します。
XXXXは16進コードです。
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Unicode | uXXXX の形式で指定します。XXXXは16進コードです。
次の例は、外字コードA121に対して、U+00E0(à)を割り当てます。
[例]:aとeの半角外字2字でæを合成している場合、1文字目の a をu00E6(æ)に、2文字目の e をnullに割り当てます。
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置換文字列 | クリップボードへ複写するときの置換文字列を4バイト(半角4字または全角2字)以内で指定します。 ※Unicodeと置換文字列が両方指定されている場合、Unicodeの指定が優先します。 ただしMBCS版では置換文字列のみが使用されます。 |
# ジーニアス英和第3版・和英第2版(EPWING) hA121 u00E0 a hA122 u00E1 a hA123 u0251 hA124 - zA42D u00C6 AE zA430 - [C] |
# 日中・中日辞典(EBXA-C) # 1F1C〜1F1Dの間に現れる外字 c3677 u300C # 「 c3675 u4F17 # GB2312 未使用領域の外字 gA7D7 u6BE8 # 毛+先 gA7C8 u6B3B # 炎+欠 |
●サンプルの外字定義ファイルについて
あらかじめ代表的なタイトルの外字定義ファイルをサンプルで提供しています。 ただしOSによって同じフォント名でもアウトラインフォントの収録状況が違うため、 サンプルではPocketPC2003の「MSゴシック」に合わせています。すなわち、
UNICODE | コード範囲 | サンプル | PocketPC2003 MS ゴシック |
WindowsCE3.0以前 MS ゴシック |
Windows2000/Xp MS UI Gothic |
ラテン1補助 | 00A0-00FF | ○ | ○ | × | ○ |
ラテン拡張A | 0100-017F | ○ | ○ | × | ○ |
ラテン拡張B | 0180-024F | × | × | × | ○ |
IPA拡張 | 0250-02AF | × | × | × | ○ |
Windows2000のMS UI Gothicでは、ラテン拡張B、IPA拡張も使用できます。
WindowsCE3.0以前の「MS ゴシック」はラテン1補助(00A0-00FF)、ラテン拡張A(0100-017F)を持たないため、サンプルの外字定義ファイルを使用すると文字化けします。CE3.0以前で外字定義ファイルを使用する場合は、
英字系フォント(Arial,Tahoma,Courier New,Times New Roman)を使用してください。
英字系フォントでも問題なく日本語を表示できます。
●外字定義ファイル自作のヒント
外字定義ファイルを自作する方法の例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <!--x=8 y=16 外字登録=42個 開始コード=A121--> <gaijiData xml:space="preserve"> <fontSet size="8X16" start="A121"> <fontData ebcode="A121"> ## # # #### # # # ##### # # # ## ### # </fontData> ...※外字は、EPWINGの場合はGAIJI/ディレクトリにファイルの形式で格納されています。 電子ブックの場合は、STARTの書籍構成要素のうちの一つとして格納されています。
<fontData ebcode="A121"> <fontData ebcode="A122"> <fontData ebcode="A123"> ...
hA121 - hA122 - hA123 - ...
hA121 u00E0 a hA122 u00E1 a ...
●外字キットについて
外字キットを使用すると、EBStudio用GaijiMap.xmlおよびコトノコ用外字定義をEBPocket用外字定義に変換できます。操作方法は外字キットのドキュメントを参照ください。、