記事No | : 3073 |
タイトル | : Re: 「漢字源 改訂第四版」で「複合検索」 |
投稿日 | : 2020/02/23(Sun) 13:19:28 |
投稿者 | : hishida |
> ロゴヴィスタの「漢字源 改訂第四版」で「複合検索」を使うと、例えば漢字パーツの「辵」(7画)は、EBWinやEBPocket for iOSは正しく表示されますが、EBmacとEBPocket for Androidでは"&zB328;"などと「辵」が表示されません。
あまりにもぶっきらぼうな返答をしてしまったので、改めて回答させていただきます。
一言で言うと仕様ということになりますが、
複数のプラットフォームで提供しているため、プラットフォーム毎に全てUI部品の仕様や実装方法が異なっており、画面のインタフェースについては個別に開発する必要があります。
zB328などと表示しているのは、「全角の外字コードB328」という意味です。この外字が実際にどんな形をしているかは外字ビットマップを画像として表示しないと人間にはわかりません。
ここで、一覧リストに使用しているUI部品は通常は文字しか表示できないものが大部分です。ここに画像を表示するのはハードルの高い作業で、プロットフォーム毎に方法が違います。
例えばテキストではなくHTMLで表示したり、独自のクラスを作って画像を表示したり、VisualStudioのC#であればオーナードローという仕組みで実現することになります。
EBシリーズでは、iOSだけが、選択リストのなかで外字イメージを表示する処理を実装しています。
他のプロットフォームでそこまでしていないのは、実現の工数が違うため、そこまでできないというのが現状です。
なお、EPWINGの検索では外字は外字コードのままで検索するので、この文字はB328で検索する必要があります。
この検索の都合もあり、選択リストにzB328と表示しています。
ここに外字イメージを表示するとすると、表示している内容と、選択して検索する文字列が異なることになるので、
それが実装できるかどうかはプラットフォーム毎に異なってきます。
ようするにiOS版以外は選択リストに外字を表示するのが困難だった、というようにご理解ください。