外字置換定義ファイル(オプション)

【例】入力のHTMLファイル。外字はUnicode表現


<dt>アイアス【あいあす】
<dd><dfn>Aias</dfn>ギリシア伝説の英雄。ラテン名はアヤクスAjax。<br>
(1)サラミス王,テラモンTelam&#xE065; nの子。筋骨たくましく丈高く,<EA REFID="41717">トロイア戦争</EA>では寡黙剛直,ゆるぎなき勇気で<EA REFID="602">アキレウス</EA>に次ぐ英雄で,大アイアスと称される。その死を扱った同名の作品が<EA REFID="33535">ソフォクレス</EA>にある。<br>
(2)ロリクス王オイレウスOileusの子。こちらは小柄で,小アイアスと呼ばれ,投げ槍に優れ,駿足を誇った。<br> <img src="fig/fig3.jpg" alt="アイアス(右)"></dd>

【例】外字置換定義ファイルで、UnicodeとJIS X4081外字コードの対応を指定


<gaijiMap unicode="#xE065 " ebcode="A221 " alt="o"/>

【例】外字フォントファイルで外字の字形を指定


<fontData ebcode="A221">
        ↓
        ↓
  ##### ↓
        ↓
        ↓
   ###  ↓
  #   # ↓
 #     #↓
 #     #↓
 #     #↓
 #     #↓
 #     #↓
  #   # ↓
   ###  ↓
        ↓
        ↓
</fontData>

【例】
「鄧」"&#x9127;"を外字コードA421に置き換えます。
「©」"&copy;" または "&#169;" を外字コードA629に置き換えます。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<gaijiSet>
<gaijiMap name="39630" unicode="#x9127" ebcode="A421"/>
<gaijiMap name="copy" unicode="#169" ebcode="A629"/>
...
</gaijiSet>

●要素の説明

要素名: gaijiSet
意 味: 外字の置き換えパターンのセットを定義します。一つ以上のgaijiMapを含みます。
属性値: なし

要素名: gaijiMap
意 味: 外字の置き換えパターンを定義します。
属性値: unicode="xxxx" ※必須。 Unicode番号を指定します。10進数の場合は#数字、16進数の場合#x数字で記述します。#を省略すると16進数と見なします
name="xxxx" ISO 8879の定義名。またはJepaXのgi要素のname=に対応する名称。省略化
ebcode="xxxx" ※必須。 置き換える外字コード(A121〜FE7F)を16進で指定します。
ここで指定する外字コードは、外字フォントファイルのebcodeに対応します。
alt="xxxx" 外字を検索する場合の代替文字列。 たとえば ü (ウムラウト付u)の代替文字列に"u"を指定すれば、müller を "muller" で検索できる。 省略化。