記事No | : 2785 |
タイトル | : EBシリーズのJS/CSS対応機能拡張の提案 |
投稿日 | : 2017/12/08(Fri) 17:44:05 |
投稿者 | : rubyu |
EBシリーズのJS/CSS対応機能拡張の提案
初めまして。
EBWin4, EBPocketに数点の変更を加えることで、「(1)ユーザーサイドでコンテンツの外観の変更」、また、「(2)コンテンツの外観や動作のカスタマイズ」を可能にすることができるのではないかと考えています。
(1) ユーザーサイドでコンテンツの外観の変更
現在でも例えばMDict形式においてCSSがサポートされています。これをその他の形式の辞書の場合にも適用するようなことが可能ではないかという提案です。
(A) 現在各アプリケーションが出力しているHTMLについて、各辞書を特定できるようなタグを追加する
例えば次のようなものです。
<div class="EPWING KENE7J5">...</div>
(B) 現在各アプリケーションが出力しているHTMLについて、ユーザー拡張のcssへのリンクを追加する
辞書が格納されているフォルダに、例えば`ebwin4.css`が存在すればそれをコンテンツの一部とみなし、辞書検索時にキャッシュフォルダにコピーします。
(2) アプリケーションの動作自体のカスタマイズ
この機能があれば、ユーザーにはこれまで変更できなかった、EPWING辞書のコンテンツを動的に加工したり、またはインタラクティブな動作を自由にカスタマイズすることができます。
例えばGoldenDictでは、MDDに含まれないjsファイルなどへのリクエストにも対応しているようです。(hhttps://github.com/goldendict/goldendict/blob/3b980f4c19ab39286c2 ..... dx.cc#L812)
以上になります。
長年EPWING辞書を愛用しているのですが、外観の古さは如何ともし難く、ユーザーの手でこの問題を解決できればと思い、提案させていただきました。
最後に、EBStudio2のリリース、おめでとうございます。EPWINGフォーマットはまだまだ生きていると、1ユーザーとして大変喜ばしく思っています。早速使わせていただいており、特に”外字パターンを自動作成”機能は最高です。E-DIC2のEpwing辞書への変換(hhttps://github.com/rubyu/edic2epwing)はEBStudio2なしには実現できませんでした。深く御礼申し上げます。