前回提案させていただいたMdict辞書本文のバッファサイズ拡張の件について、ご検討いただけるとのこと、大変助かります。
その後、新たに見つかったMdict辞書に関する２つの不具合（？）をご報告いたします。引き続き、対応していただけたら幸いです。

１）自作辞書をコンパイルするmdxbuilderの「strip key」機能をオフにして（スペースなど特殊な記号等も記録する）辞書を作成する場合、場合によって検索ができない項目が出たりします。
例えば、（コンパイル前のソース一例）

a b
ああ
</>
a b c
あああ
</>
a a c
ああああ
</>
aac
あああああ
</>
abd
ああああああ
</>

この場合、前方一致で「a」を検索すれば、全項目ヒットしますが、「ab」で検索する場合「abd」がヒットせず、「aac」で検索しても「a a c」のみヒットし、「aac」がヒットしません。
その原因を調査していただけますか。

２）またバッファサイズのことが絡んでいるかもしれませんが、mdxbuilderの「index block size」項目をデフォルトの32kで辞書をコンパイルする場合、たまに一部の見出しを検索できないことがあります。
例えば、辞書項目の見出しを5桁の数字で登録し、表記や活用を@@@LINK=数字の形で参照する自作辞書の場合、
（コンパイル前のデータ例）
12119
ebwinebwin
</>
12120
abcdefg
</>
12121
aaaaaaa
</>
...…
epwing
@@@LINK=12120
</>
epstudio
@@@LINK=12121
</>
...…

この場合、前方一致で「1212」を検索すれば12120〜12129がすべてヒットし表示されますが、「12120」や「12121」で検索してもヒットせず、また「epwing」や「ebstudio」で検索してもヒットしない場合があります。
ただし、上記の問題はごく一部の項目にだけ見られ、上記の不具合１）、または本文の長さなどとも関係があるかもしれません。
今のところ、試行錯誤の末わかったことが、mdxbuilderの「index block size」を64ｋにするとヒットしない項目が減り（上記の例では10項目→１項目）、128ｋにすれば（あくまでも上記の項目に関してですが）すべてヒットし表示されました。
同じく調査していただけたら助かります。

３）最後に、不具合ではありませんし今のままでもまったく問題ないのですが、<a href>の＃フラグメントへの参照もサポートしていただけたら嬉しいです。
一応mdxbuilderと本家のMdictは<a name="fragid"></a>で定義したフラグメントを「a href="entry://URI#fragid」でジャンプできるようになっているようです。

お忙しいところ大変申し訳ありませんが、上記の３点、対応していただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。