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こんばんは。何度かお世話になっております。 私は明治時代に出版された辞書(著作権は失効しています)を手入力しまして自作の辞書を作成しようと考えているものです。 内容上、外字の設定をしなければならないのですが、作業に詰まってしまいました。以下のとおり、経緯を説明いたしますので、どうしたら良いかアドバイスをいただけないでしょうか。 こちらの作業環境はWindows XPです。 (1) 「木に垂」という外字を作成しようと考えまして、Unicodeを調べたのち、商用・改変可のフリーのフォントからfontdumpwを使ってxmlヘッダを出力しました。結果は以下です。 <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <gaijiData xml:space="preserve"> <fontSet size="32X30" start="A121"> <fontData ebcode="A121" unicode="68F0"> ## ### ## ############### ## ############### ## ## ## ## ## ## ######### ################ ######### ################ ## ## ## ## ## ## ## ## ### ## ## ## #### ################## ##### ################## ####### ## ## ## #### # ## ## ## ##### # ## ## ## ### ## ## ## ## ## ## ################ # ## ################ ## ## ## ## ## ## ## ## ## ################### ## ################### ## </fontData> </fontSet> </gaijiData> こちらは外字フォントファイルとしました。 (2) 外字置換定義ファイルとして、以下を作成しました。 <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <gaijiSet> <gaijiMap unicode="#x68F0" ebcode="A121"/> </gaijiSet> (3)辞書の本文の該当する部分には棰としてあります。 (4)いずれもShift JISとしてあります。 このように一応、3つのファイルを揃え、Eb studioで変換させようとすると、「外字パターン異常(文字数が不一致):ebcode=A121」と表示され、変換ができません。外字ファイルを抜くと変換ができ、辞書として使えるのですが、外字が正常に表示されないという状況です。 以上となります。どのように対応すればよいでしょうか。 不明なところがございましたらおっしゃってください。 |
連投、失礼いたします。 あれからfontdumpwの-mを使いまして、出てきたデータが <gaijiMap unicode="#xE000" ebcode="A121"/> でしたので、以下のとおりに修正しましたところ、無事Eb studioによるEPWINGの変換ができました。 <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <gaijiSet> <gaijiMap unicode="#x68F0" ebcode="A121"/> </gaijiSet> しかし、これをEbwinで見ようとすると、外字のところが空白になっていて表示されません。ビットマップを16x16にしてみましたが、同様でした。どこかの設定が間違っているのだと思うのですが、それがわからずにいます。ご繁忙のところ恐縮ですが、ご教示いただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。 |
>(文字数が不一致) |
こんにちは。 an 様、ご回答ありがとうございます。 EPWINGの外字は16x16が必須です。32x30だけだとEBWinも含めて外字を表示できないと思います。 文字数が不一致というのは、32x30のドットの個数が一致していないか、 EBStudioで32x30を受け付けないかのどちらかですが、EBStudioを開発したのが10年以上前なので、テストしないとなんとも言えません。 オススメは、16x16を必ず作り、大きなサイズが必要なら24x24を追加することです。 32以上の外字は大抵のEPWINGビューアで表示できない可能性があります。 fontdumpwのパラメータは次のような感じでいけるはずです。 fontdumpw "MS 明朝" 68F0 -u=68F0 -h -0=. -m=GaijiMap.xml <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <gaijiData xml:space="preserve"> <fontSet size="16X16" start="A121"> <fontData ebcode="A121" unicode="68F0"> ................ ...#........##.. ...#..########.. ...#......#..... .##############. ...#...#..#.#... ...#...#..#.#... ..##...#..#.#... ..###.#########. .#####.#..#.#... .#.#...#..#.#... ##.#..#########. ...#......#..... ...#......#..... ...#.##########. ................ </fontData> </fontSet> </gaijiData> GaijiMap.xml <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <gaijiSet> <gaijiMap unicode="#x68F0" ebcode="A121"/> </gaijiSet> 本文中では、 棰 で参照 |
こんにちは。 an様、hishida様、お返信をありがとうございます。 アドバイスをいただき、変換することができました。 すみませんが、もう1つ質問があります。 この外字をunicodeできれいに表示させてみたく、EBwinの外字定義ファイルを作成したいと考えています。マニュアルとhishida様が公開されている 追加用の外字定義ファイル(http://ebstudio.info/home/EBPocket.html)の中身を見まして、試験的に「木+垂」を表示させようと試みました。 以下の様に書いたものをUTF-8、改行コードCR+LFとし、「書籍ディレクトリ名.map」として変換し、EBWin4 -> res -> GAIJIディレクトリに置いたのですが、うまく表示されません。 (案1) #ebcode unicode ascii # char comment zA121 ux68F0 # 〔木に垂〕 (案2) #ebcode unicode ascii # char comment zA121 u68F0 # 〔木に垂〕 (いずれも空白はTABで区切っています) どこが間違っているのか、ご教示いただけないでしょうか。 ビューワによってファイルの形式や置く場所が違うようですけれども、まずはEBwinで試みて、EBmacで表示をさせてみたいと思っています(plist形式に変換すれば良いようなので)。 |
> 以下の様に書いたものをUTF-8、改行コードCR+LFとし、「書籍ディレクトリ名.map」として変換し、EBWin4 -> res -> GAIJIディレクトリに置いたのですが、うまく表示されません。 |
hishida様、ご教示いただき、ありがとうございます。 |