[リストへもどる]
一括表示
タイトルLogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No700
投稿日: 2012/01/22(Sun) 23:34:47
投稿者Hiro
EBPocketおよびEBMacを使い始めたばかりです。すばらしいアプリにとても感謝しております。
LogoVistaのプチロワイヤル仏和和仏辞典を利用していますが、外字がビットパターンでしか定義されておらず特殊文字の表示が美しくないため、新たに作成した外字定義ファイルを使用しようとしたところ、以下の不具合がありました。問題回避の方法等、ご教示お願い申し上げます。

外字定義ファイルの作成方法
まず、LogoVista辞書フォルダ「PROYAL32」にある外字ビットマップ定義ファイルをEBDumpにより調べ、外字コードと文字との対応を調べた。外字ビットマップ定義ファイルは以下の二種類入っていた。
GA16HALF: 16×8のビットパターンの外字を、外字コードA121からA17EおよびA221からA25Cに定義
GA16FULL: 16×16のビットパターンの外字を、外字コードB121からB168に定義
上記の外字中、本辞書に必要と思われる外字(仏語特殊文字と発音記号)を上記2つのファイルから選び、EBシリーズのホームページに解説してある方法に従って、外字定義ファイルを作成した。
外字定義ファイルの名前は、辞書フォルダ名と同じにし、PROYAL32.plistである。

不具合
1)EBPocketの場合
外字定義ファイルをホームページの指示通り辞書フォルダに入れたら、外字コード範囲A121からA25Aの外字は正しくアウトラインフォントが表示されているようだが、外字コードB121からB131の外字は定義ファイルの文字が使用されず、元のビットマップフォントが表示された。ただし、これら外字コードの範囲の文字全てで確認したわけではない。

2)EBMacをSnow Leopardで使用する場合
外字定義ファイルをホームページの指示通り辞書フォルダに入れても外字をアウトラインフォントで表示することは出来なかった。しかしアプリのパッケージを強制的に開いてResourcesフォルダに入れたところ、外字をアウトラインフォントで表示できるようになった。この時、アプリの環境設定の辞書設定にあるEPWING外字マップの窓にてPROYAL32が選べるか調べてみたが、リストにはPROYAL32は無かった。
ただし、1)と同じく外字コードB121からB131の外字は定義ファイルの文字が使用されず、元のビットマップフォントが表示された。

3)EBMacをLionで使用する場合
外字定義ファイルをホームページの指示通り辞書フォルダに入れても、あるいはSnow Leopardの場合のようにアプリのパッケージ内のResourcesフォルダに入れても、外字をアウトラインフォントで表示することは全く出来なかった。

タイトルRe: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No701
投稿日: 2012/01/23(Mon) 09:38:05
投稿者hishida
1) plistはXMLのため、一カ所でも途中に括弧の閉じ忘れ等があると読み込まないので、
EBWin用の .map で記述して gaiji2plist.rb でplist に変換する方が、失敗しにくい
2) 全角と外字は区別するので、
hB131
ではなく
zB131
と書く必要がある

なお、辞書フォルダに入れて認識しないのは、EPWINGではなく、LogoVistaだからと思います。
Lionの件は、開発環境がSnow Leopardなので不明です。

タイトルRe^2: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No702
投稿日: 2012/01/23(Mon) 20:11:34
投稿者hishida
> 外字定義ファイルをホームページの指示通り辞書フォルダに入れても外字をアウトラインフォントで表示することは出来なかった。

ここですが、*.DICの存在するフォルダの一つ上のフォルダに入れると認識しないでしょうか。

タイトルRe^3: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No704
投稿日: 2012/01/23(Mon) 22:17:55
投稿者Hiro
Hishida様
先程は、No.702の返信に気づかず、No.701に返信いたしました。失礼致しました。

> > 外字定義ファイルをホームページの指示通り辞書フォルダに入れても外字をアウトラインフォントで表示することは出来なかった。
>
> ここですが、*.DICの存在するフォルダの一つ上のフォルダに入れると認識しないでしょうか。

この件ですが、Snow Leopard上では、ホームページの指示通り外字定義ファイルを辞書フォルダに入れると、正しくアウトラインフォントが表示されることを確認しました。おそらく、私がいろいろ試験していたために、結果を間違って認識していたようです。お騒がせして誠に申し訳ありません。深くお詫びいたします。
一方、Lionの場合は、ご提案の「*.DICの存在するフォルダの一つ上のフォルダ」、すなわち辞書フォルダ「PROYAL32」が存在するフォルダに外字定義ファイルPROYAL32.plistを置いても認識されませんでした。
従って、現在の問題はLion上で外字定義ファイルが認識されない事のみです。No.703に書いたように、ユーザー定義の外字ファイルを、EBMacの環境設定の中で外字マップとして指定できれば、問題は回避できると思います。
ご丁寧にフォローいただき、感謝申し上げます。

タイトルRe^2: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No703
投稿日: 2012/01/23(Mon) 21:50:39
投稿者Hiro
Hishida様
早速ご返事ありがとうございました。

> 1) plistはXMLのため、一カ所でも途中に括弧の閉じ忘れ等があると読み込まないので、
> EBWin用の .map で記述して gaiji2plist.rb でplist に変換する方が、失敗しにくい

なるほど、今後参考に致します。

> 2) 全角と外字は区別するので、
> hB131 ではなく
> zB131 と書く必要がある

早速外字定義ファイルを書きなおしてみたところ、EBPocketおよびEBMac(ただしSnow Leopardで)共に、LogoVistaの仏和和仏辞書がB121以降に定義している外字を、アウトラインフォントで表示できました。これで、LogoVista の辞書ブラウザより、ブラウザのデザインも含めてずっと美しく辞書が表示されています。

> Lionの件は、開発環境がSnow Leopardなので不明です。

それでは、EBMac の環境設定に現れるEPWING外字マップ選択のリストの中に、ユーザーが定義する外字定義ファイルを含むにはどうすれば良いのでしょうか。ユーザー定義の外字ファイルを環境設定で指定できれば、Lion上でもEBMacが外字ファイルをうまく認識できそうなのですが。
度々の質問で恐縮ですが、よろしくお願い致します。

タイトルRe^3: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No705
投稿日: 2012/01/24(Tue) 11:52:15
投稿者hishida
> それでは、EBMac の環境設定に現れるEPWING外字マップ選択のリストの中に、ユーザーが定義する外字定義ファイルを含むにはどうすれば良いのでしょうか。ユーザー定義の外字ファイルを環境設定で指定できれば、Lion上でもEBMacが外字ファイルをうまく認識できそうなのですが。

EBMacのリソースに組み込んであるので、
EBMacのアプリケーションアイコンの上で右クリック
→「パッケージの内容を表示」
→Resources/
の下、
なんですが、ファイルを追加してうまくいくかどうかは、やってみないとわかりません。

タイトルRe^4: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No706
投稿日: 2012/01/24(Tue) 17:09:01
投稿者Hiro
Hishida様

早速ご返信ありがとうございます。

> > それでは、EBMac の環境設定に現れるEPWING外字マップ選択のリストの中に、ユーザーが定義する外字定義ファイルを含むにはどうすれば良いのでしょうか。
>
> EBMacのリソースに組み込んであるので、
> EBMacのアプリケーションアイコンの上で右クリック
> →「パッケージの内容を表示」
> →Resources/
> の下、
> なんですが、ファイルを追加してうまくいくかどうかは、やってみないとわかりません。

これはすでにLionの上で試してみましたが、Resourcesのディレクトリに新しい外字ファイルを置いても、環境設定から見える外字ファイルリストには、追加したファイルが見当たりません。
もしや外字ファイルのリストを書いたファイルがあるのではと、いろいろ覗いてみたのですが見つかりませんでした。アプリのソースに外字ファイル名を持っているのでしょうか?

タイトルRe^5: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No707
投稿日: 2012/01/30(Mon) 10:16:49
投稿者hishida
> Hishida様
>
> 早速ご返信ありがとうございます。
>
> > > それでは、EBMac の環境設定に現れるEPWING外字マップ選択のリストの中に、ユーザーが定義する外字定義ファイルを含むにはどうすれば良いのでしょうか。
> >
> > EBMacのリソースに組み込んであるので、
> > EBMacのアプリケーションアイコンの上で右クリック
> > →「パッケージの内容を表示」
> > →Resources/
> > の下、
> > なんですが、ファイルを追加してうまくいくかどうかは、やってみないとわかりません。
>
> これはすでにLionの上で試してみましたが、Resourcesのディレクトリに新しい外字ファイルを置いても、環境設定から見える外字ファイルリストには、追加したファイルが見当たりません。
> もしや外字ファイルのリストを書いたファイルがあるのではと、いろいろ覗いてみたのですが見つかりませんでした。アプリのソースに外字ファイル名を持っているのでしょうか?

profile.plist
というファイルに外字ファイル名があります。ただし、Resourceにあるのは初期値で、
起動後は
/Users/<UserName>/Library/Application Support/EBMac
に複写され、以後はそちらが有効になります。

タイトルRe^6: LogoVista仏和和仏辞書用外字定義ファイル
記事No708
投稿日: 2012/02/01(Wed) 23:51:32
投稿者Hiro
hishida様
ご返事有難うございます。
まず結論から言えば、とりあえずlion上で、私が定義した外字ファイルをプチ・ロワイヤル仏和和仏辞典に割り当てる事が出来ました。

> profile.plist
> というファイルに外字ファイル名があります。ただし、Resourceにあるのは初期値で、
> 起動後は
> /Users/<UserName>/Library/Application Support/EBMac
> に複写され、以後はそちらが有効になります。

私にはXMLの知識がないのですが、profile.plistをよく見ると、特定の辞書に特定の外字ファイルを割り当てるためのデータが書かれているように思いました。
そこで、プチ・ロワイヤル用に定義した外字ファイルPROYAL32.plistがプチ・ロワイヤルに割り当てられるよう、以下の文字列をprofile.plistの適当な場所に挿入しました。
<key>PROYAL32</key>
<dict>
<key>GAIJIMAP</key>
<string>PROYAL32</string>
</dict>
その結果、プチ・ロワイヤル仏和和仏辞典の外字が、アウトラインフォントで表示されるようになりました。
この時、EBMacの環境設定に現れる外字ファイルリストには、やはりPROYAL32は見えていません。
いろいろ分からないことはあるのですが、お陰様で外字が美しく表示されるようになったところで、当面これ以上は深入りせず使っていくことに致しました。
この度はいろいろとご教授頂き、誠に有難うございました。