EBStudioでサポートするHTML要素は以下の通りです。ここに定義されないHTML要素は、単に無視されます。
EBStudio1.x互換パーサーでは、厳密な整形式のHTML文書でなければ解釈できないため、 ホームページで使用されているHTML文書をそのまま入力にした場合、 予期しない結果になることがあります。
その場合は、後述のlibxml2パーサーをご利用ください。
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <html></html> <head></head> <title></title> <body></body> |
これらはHTMLドキュメントの構造を表す要素であり、必ず必要です。title要素は特に意味を持ちません。 |
| <Hn > </Hn > | タイトル。n
は階層レベルで、1〜6。 このタグを元に、JIS X4081/電子ブックの階層メニューを作成します。また、前方一致・後方一致・クロス条件検索にも登録されます。 |
| <p>文…</p> | 本文。 <p>〜</p>は完全に対応がとれている必要があり、閉じるタグの省略はできません。 |
| <blockquote>文…</blockquote> | ブロック引用。 …内の文章は1字分字下げして表示されます。 |
| <!-- --> | コメント。コメントの内容は出力されません。 複合検索で使用する検索キーをコメント中に書くことができます。 |
<Hn >の章番号の除去について
<Hn >要素の最初に現れる数字、漢数字、丸数字、 "第n 部"、 "第n 章" 等は、章・節の番号と見なしてインデックスに登録されません。
<Hn >要素で 検索結果表示文字列を明示的に指定する場合は、<H1 title="検索結果表示文字列">のように title 属性を指定します。
文字修飾は、多くの検索ソフトウェアで使用できる一般的なものをサポートしています。
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <br> | 改行 |
| <sub>〜</sub> | 下付 |
| <sup>〜</sup> | 上付 |
| <nobr>〜</nobr> | 改行禁止 |
| <b>〜</b> | 強調 |
| <strong>〜</strong> | 強調 |
| <i>〜</i> | 斜体 |
| <em>〜</em> | 斜体 |
参照検索を実現する場合、<a>要素を使用します。
<a href="#参照名">文…</a>
<a name="参照名">文…</a>
※このほかに任意の要素にid="参照名"を記述でき、<a href=>の参照先とすることができます。
【例】
<H1 id="div01">
<dt id="item1">
他ファイル内の見出し語の参照について
書籍の入力ソースが複数あり、他の入力ファイル内の見出し語の参照を行う場合は、次のように#の前にファイル名を記入します
<a href="ファイル名#参照名">文…</a>
定義リスト
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <dl>〜</dl> | 項目見出し付きのリスト。 |
| <dt> 〜</dt> | 見出し |
| <dd> | 説明文 |
【例】
<dt> 経営【けいえい】</dt>
<dd>..説明..
<dt>は表記検索の検索語となり、前方一致・後方一致・クロス条件検索インデックスに自動的に登録されます。
検索結果表示文字列を明示的に指定する場合は、<dt title="検索結果表示文字列">のように title 属性を指定します。
番号付リスト・番号無リスト
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <ul>〜</ul> | 記号付リスト |
| <li> | 文… |
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <ol>〜 </ol> | 番号付きリスト。<ol start=数字>で開始番号を指定できる。 |
| <li> | 文… |
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <dfn>〜</dfn> | 定義語。〜は 前方一致・後方一致・クロス条件検索インデックスに登録されます。 |
<dfn>要素は、<dt>や<Hn >と同様に、インデックスの作成対象となります。前方一致・後方一致・クロス条件検索が作られます。 本文中の語を検索する場合や、英和・英英辞典の文中の用例を検索する目的で使用できます。
詳細設定で「<dfn>を副見出しにする」を選択すると、<dfn>は副見出しとして扱われ、検索結果の表示単位にできます。
<dfn>要素で 検索結果表示文字列を明示的に指定する場合は、<dfn title="検索結果表示文字列">のように title 属性を指定します(「<dfn> を副見出しにする」をOnにした場合有効)。
ルビは下付文字として表示します。
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| <ruby>〜</ruby> | ルビ範囲 |
| <rb>〜</rb> | ルビ本文 |
| <rt>〜</rt> | ルビタイトル文字列 |
【例】
| <ruby><rb>坂本龍馬</rb><rt>さかもとりょうま</rt></ruby> |
(表示結果)
| 坂本龍馬さかもとりょうま |
リンク画像
<img src="image.bmp" alt="アイガー" >
インライン画像
<img src="Button.bmp" class="inline" >
ファイル形式について
<a>要素を使用する方法
<a href="video.avi">日食</a>
<a href="sound.wav">アカゲラの鳴き声</a>
<a href="image.bmp">アイガー </a>
<object>要素を使用する方法
<object data="video.avi" type="movie/avi">日食</object>
<object data="sound.wav" type="audio/wav">アカゲラの鳴き声</object>
<object data="image.bmp" type="image/bmp">アイガー </object>
本文中の外字は、全てUnicodeで指定します。JIS X4081の外字コードへの変換は 外字置換定義ファイル で行い、外字の字形は 外字フォントファイル で与えます。
【例】 鄧小平
| 鄧小平 - 1904-1997中国の政治家。四川省出身。 |
ただしISO 8879の定義済エンティティのうち、Latin1と一部記号については、EBStudioパッケージで配布される外字定義ファイルGaijiMap.xmlと外字フォントファイルGaiji.xmlに定義されています。GaijiMap.xmlとGaiji.xmlを実行時に指定すれば、ISO 8879のエンティティが使用できるようになります。
EBStudioで使用できるISO 8879エンティティ一覧なお、次のXMLの標準エンティティは、外字フォントを指定しなくても標準で使用できます。
| < | < |
| > | > |
| & | & |
| " | " |
| ' | ' |
EBStudioでは簡単な表を定義できます。ただし通常のHTMLのように、 段組や、テーブルの入れ子などの高度なレイアウトはできません。
例:
<table id="table1" width="80%"> <caption>月別支出</caption> <tr> <th width="40%">月</th> <th width="20%">1月</th> <th width="20%">2月</th> <th width="20%">3月</th> </tr> <tr> <th>予算額</th> <td>3,000</td> <td>4,000</td> <td>4,000</td> </tr> <tr> <th>支出額</th> <td>2,000</td> <td>3,500</td> <td>5,200</td> </tr> <tr> <th>差額</th> <td>1,000</td> <td>500</td> <td>-1,200</td> </tr> </table> |
結果:
|
以下はEBStudioでのみ使用できる、HTMLの拡張仕様です。拡張仕様を使うとHTMLとの互換性が取れなくなるので、必要最低限の使用に止めてください。
title属性…検索結果表示文字列の明示的な指定
<Hn
>、 <dt>、 <dfn>、 <key>、 <a> 要素で 検索結果表示文字列を明示的に指定する場合は、<dt
title="検索結果表示文字列
">のように title 属性を指定します。
※ title 属性はHTMLの全タグに共通に使用できる一般属性のため、HTMLの文法上は拡張仕様ではありません。
title="…"中では <sup>のようなタグは使用できません。○○○○;の形式の外字は使用できます。
noindex属性…見出しからのインデックス作成の一時的な抑止
<Hn >、 <dt>要素で、見出し文字列からのインデックス作成をその項目だけ抑止したい場合、noindex="true"またはnoindex="1"を指定します。 ソース全体では見出しタグからインデックス作成し、例外だけ<key>要素で インデックスを付けたい場合に便利です。 効果は終了タグ(</Hn >、</dt>要素)までの区間とします。
例:
<H2 noindex="true"> <dt noindex="1"> |
<indent>…本文の余白量の指定
例:
<indent val="2">
<X4081>…任意のJIS X4081表示制御識別子の埋め込み
例:
<X4081>1F03 1F02</X4081>
<key>…本文に現れないキーワードの付与
例:
| <key type="かな">でんししゅっぱん</key> <key type="表記">電子出版</key> <key type="条件">大化の改新</key> <key type="クロス">abandon</key> <key type="複合" name="人名" >奈良時代</key> |
例:
<dl> <dt id="00112">あい・する【愛する】</dt> <key type="かな">あいする</key> <key type="表記">愛する</key> <dd><p>[3]:[3](他サ)</p></dd> </dl> <dl> <dt id="a00234">坂本龍馬 さかもとりょうま</dt> <key type="かな">さかもとりょうま</key> <key type="表記">坂本龍馬</key> <key type="複合" name="人物名">江戸時代</key> <key type="複合" name="国">日本</key> <dd><p> …… </p></dd> </dl> |
type=に使用できる属性値
| type= | 作成対象のインデックス |
| "かな", "仮名","カナ","kana" |
前方一致仮名検索・後方一致仮名検索 |
| "表記","hyoki","headword" | 前方一致表記検索・後方一致表記検索・クロス条件検索 |
| "条件","keyword" | 条件検索 |
| "クロス","cross" | クロス条件検索 |
| "複合","complex" | 複合検索 |