・マルチメディアデータ(動画・音声・図版)
- マルチメディアデータの作成には、<a>要素または<object>要素を使用します。両者に区別はありません。
- 図版の場合、必ずリンク画像になります。インライン画像を作成したい場合は、
<img class="inline">を使用します。
- 動画・音声はJIS X4081(EPWING)形式のみのサポートとなります。電子ブック形式の場合無視されます。
- 動画はAVI/MPEGに対応しています。これ以外の形式をJIS X4081に変換したい場合は、外部ツールで変換して下さい。
- 音声はWAVに対応しています。これ以外の形式をJIS X4081に変換したい場合は、外部ツールで変換して下さい。なお、JIS X4081-2002ではMIDIも定義されており、EBStudioでも暫定対応していますが、実際にMIDIの再生に対応したビューアは確認できていません。
- WAVには様々な種類があり、JIS X4081-2002で定義されているのは無圧縮PCMだけです。WindowsではADPCMがよく使用されますが、再生できるかどうかは処理系依存になります。外部ツールでPCMに変換することをお勧めします。
<a>要素を使用する方法
<a href="video.avi">日食</a>
<a href="sound.wav">アカゲラの鳴き声</a>
<a href="image.bmp">アイガー
</a>
<object>要素を使用する方法
<object data="video.avi" type="movie/avi">日食</object>
<object data="sound.wav" type="audio/wav">アカゲラの鳴き声</object>
<object data="image.bmp" type="image/bmp">アイガー
</object>
- <object>要素の type= は通常コンテンツタイプ(MIMEタイプ)を指定しますが、EBStudioでは特に意味を持ちません。省略してもかまいません。