ポータブルモード(EBWin)
EBWin
EBWin 3.00 beta 3 以降では、ポータブルモードとして動作させることができます。
ポータブルモードは、外部メモリ(拡張ハードディスク、メモリカード、USBメモリなど)にEBWinとEPWING辞書をいれて、持ち運ぶことを想定したモードです。
通常モードとポータブルモードの違い
- レジストリを使用しません。代わりに、EBWin.exeの存在するディレクトリに、ebwin.iniを保存します。
- グループファイルなどの設定ファイルは、アプリケーションディレクトリ
ではなく、EBWin.exeの存在するディレクトリに保存されます。
- 辞書とEBWin.exe が同一ドライブの場合、グループファイル
の辞書の指定は相対パスになります。
ポータブルモードで使用する方法
- EBWin.exeの存在するディレクトリに ebwin.ini があれば、ポータブルモードで起動します。
- 外部メモリ(拡張ハードディスク、メモリカード、USBメモリなど)に、EBWin本体を保存するディレクトリを作成します。
仮に、\EBWin としましょう。
- 外部メモリの\EBWinに、EBWin.exe の存在するディレクトリ(通常、C:\Program Files\EBWin です)の内容を全て複写します。
- 外部メモリの\EBWinに、EBWinのアプリケーションディレクトリ
のファイルを全て複写します。
ただし、*.GRP,*.WBは複写しないでください。通常モードで作成されたグループファイルは、辞書のパスが絶対パスになっているためです。グループファイルはポータブルモードで作り直します。
- \EBWinにある ebwin.ini_skle というファイルを、ebwin.ini という名前に変更してください。
または、ebwin.ini という名前の空の(0バイトの)ファイルをつくってもかまいません。これでポータブルモードになります。
- 外部メモリに、EBWinで使用する辞書データを複写します。
- 外部メモリ上のebwin.exeを起動します。あらためて辞書を認識させ、グループファイルを作り直します。
- これで、この 外部メモリを任意のPCに持ち運んで使用できます。